今回は、日にちも近いことから七夕をテーマにしました。
玄関前には笹飾り。お客様には帰りに短冊を飾っていただきます。
席次や雑記帳にも力を入れていました。
寄付の床は、淡川康一先生の牧童の自画賛。牽牛をイメージしたものです。
脇に、野菜と果物、五色の糸を飾っています。
本席の床は、妙玄斎宗匠と尾関師の出会いの軸「夏」の一文字に「清風入梧竹(せいふうごちくにいる)」の添え書きがあります。
菓子は、きよめ餅製の、銘「天の川」。漆黒の黒糖餡に金箔の天の川が映えます。
丸卓のお点前で、水指は飛青磁。
純銀製の中棗に、甫斎作の「星祭り」の銘のある茶杓。
茶碗は八事窯の黒茶碗です。
私がお客で入った席では、部長自ら落ち着いたお点前を披露してくれました。
お陰さまで新入部員も大勢入り、賑やかな雰囲気でしたが、水屋では私語厳禁を徹底する等、先輩の指導が行き届いているのを感じました。
初めてお茶会に参加する部員も多かったと思いますが、お茶会の雰囲気を知り、楽しむことができたなら幸いです。
寄付
床 淡川康一筆 牧童の画
本席
床 妙玄斎筆 夏
添書 楽分庵 清風入梧竹
花 入 宗全籠
花 鉄仙
風 炉 唐銅 切合
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釜 真形
風炉先 常什
棚 溜塗 丸卓
水 指 飛青磁
茶 器 南鐐 中棗
茶 杓 甫斎作 銘 星祭り
茶 碗 八事窯 黒
建 水 木地 曲
蓋 置 万古焼 オランダ写 瑞山作
菓 子 銘 天の川 きよめ餅製
器 銘々皿