第三十六回若竹茶会

笹飾り



 6月30日、「第36回若竹茶会」が八事山興正寺「竹翠亭」において開催されました。

 今回は、日にちも近いことから七夕をテーマにしました。

 玄関前には笹飾り。お客様には帰りに短冊を飾っていただきます。
 席次や雑記帳にも力を入れていました。

 寄付の床は、淡川康一先生の牧童の自画賛。牽牛をイメージしたものです。
 脇に、野菜と果物、五色の糸を飾っています。

 本席の床は、妙玄斎宗匠と尾関師の出会いの軸「夏」の一文字に「清風入梧竹(せいふうごちくにいる)」の添え書きがあります。

席次

 菓子は、きよめ餅製の、銘「天の川」。漆黒の黒糖餡に金箔の天の川が映えます。

 丸卓のお点前で、水指は飛青磁。
 純銀製の中棗に、甫斎作の「星祭り」の銘のある茶杓。
 茶碗は八事窯の黒茶碗です。

 私がお客で入った席では、部長自ら落ち着いたお点前を披露してくれました。

 お陰さまで新入部員も大勢入り、賑やかな雰囲気でしたが、水屋では私語厳禁を徹底する等、先輩の指導が行き届いているのを感じました。

 初めてお茶会に参加する部員も多かったと思いますが、お茶会の雰囲気を知り、楽しむことができたなら幸いです。








寄付 牧童の画賛    

        寄付


             淡川康一筆 牧童の画

   

        本席


             妙玄斎筆  夏
                     添書 楽分庵 清風入梧竹

   花   入      宗全籠

             鉄仙

寄付 飾り    風 炉        唐銅 切合 BR>
             真形

    風炉先        常什

             溜塗 丸卓

   水   指      飛青磁

   茶   器      南鐐 中棗

   茶   杓      甫斎作 銘 星祭り

   茶   碗      八事窯 黒

   建   水      木地 曲

   蓋   置      万古焼 オランダ写        瑞山作

   菓   子      銘 天の川           きよめ餅製

             銘々皿


  本席   菓子 天の川





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